ミニプラ 天装合体データスハイパー その1 シーイックブラザー


今回は、昨年のスーパー戦隊天装戦隊ゴセイジャー」から、廉価版の食玩として発売されているミニプラシリーズのシーイックブラザーを紹介します。箱に書いてある番号的にはデータスハイパーの方が先なのですが、本編に出てきた順番を優先ということで……
ブラザーヘッダーは先に紹介したゴセイグレートの拡張パーツという意味合いが強く、単体でも申し訳程度のギミックはありますがやはりゴセイグレートがあってこそ輝くものだと言えます。

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「これは!」
「それって!」
「新しいゴセイヘッダーのカード!」
『ガッチャ』
「天装!」
『サモン・シーイックブラザー』

シーイックブラザーは最も早く手に入れた新たなヘッダーで、子供達を魔虫兵ビービに変える作戦を行った流感のウチュセルゾーへのハイドの正義の怒りに呼応して現れました。




エイがモチーフのマンタヘッダー
ブラザーヘッダーはどれも単体でもその属性に合った乗り物をモチーフにしているように見えて、これは水上機っぽいです。
シーイックブラザーは全て黒一色成型で、他の色はシール頼りになっています。本来はなんとも言えない表情をしている目のシールもあったのですが、あまりに貼るのが難しくすぐ剥がれそうだったので貼っていません。



ギミックはヒレが動く程度です。
どうでもいいといえばどうでもいいのですが、これってエイの全身で「ヘッド」ではないですよね…純粋にエイの頭だけ持ってこられても困りますが(笑)




シュモクザメがモチーフのハンマーシャークヘッダー
潜水艦っぽいです。
ほぼ全身が青なのでシール依存度が高いですが、貼りやすいのであまり困りませんでした。



頭のハンマー部分が開閉します。DX玩具ではスプリングギミックだったそうですが、さすがにそこまではありません。




ノコギリザメがモチーフのソーシャークヘッダー
これは軍艦っぽいですね。



赤丸部分のツマミを回すことで、黄丸部分の回転ノコギリみたいなところが互い違いにグルグルと回転します。単純なギアギミックですが、結構面白いです。



「頼むぞ、シーイックブラザー!」






「シーイックゴセイグレート! 降臨!」




というわけで、シーイックブラザーがゴセイグレートに合体したシーイックゴセイグレートです。
両腕がノコギリとハンマーになって、視覚的に攻撃力を強化した形態だというのがよくわかります。頭はマンタヘッダーがそのまま縦にくっついているというなかなか豪快な形ですが、海賊の帽子とかけているのが面白いです。これを考えていた頃は、まさか次の戦隊がそのものズバリ海賊モチーフになるなんて思いもしなかったでしょうね(笑)



顔も海賊っぽいアイパッチになっています。本当にアイパッチなのではなく、シーイックアナライズという解析機能を持っていますが。
ちなみにブラザーヘッダーの合体後頭になるヘッダーは、どれも合体後の顔が剥き出しだったりします。劇中では合体時にシャッターが開いて顔が出てくる描写があるのですが、さすがにこのサイズ+食玩では再現は無理だったようです。


「これで終了だ! ビクトリーチャージカード!」
『ガッチャ』
「天装!」
『ビクトリーチャージ』

「俺達護星天使が、悪しき魂に天罰を下す!」




「シーイックストライク!」



epic18にて合体した、アナザーシーイックゴセイグレートも勿論再現できます。この形態では、両腕のシャークヘッダーとフェニックスヘッダー、胸のドラゴンヘッダーは余剰パーツになります。
こういうぼくのかんがえたがったいの指標を公式でやってくれたのは嬉しいですね。
シーイックゴセイグレートと比べると、シーイックアナライズがなくなった代わりにマンタヘッダーの斬撃で更に攻撃力アップといったところでしょうか。



本来ブラザーヘッダーはボディを必要としませんが、ヘッダージョイントは共通なので勿論ゴセイマシンのボディに付けることもできます。
ゴセイマンタは…うーん(笑)
ヘッダー単体でエイとして完結しているので、蛇足感が漂います。



ゴセイハンマーシャーク
鮫+鮫なだけに相性はいいです。



ゴセイソーシャーク。
これが一番似合っていますね。


以上、ミニプラシーイックブラザーの紹介でした。
単体での価値は正直あまりないですが、ゴセイグレートがヘッダーがあればあるほど楽しくなる構造なので、ゴセイグレートを持っているならば発想次第で非常に楽しめます。
正式な合体形態であるシーイックゴセイグレートもいいデザインですが、色々付け替えるというブロック玩具的な楽しみ方もいい感じです。ガチャガチャ組み替えているだけでもなかなか楽しめました。