ミニプラ 海賊合体ゴーカイオー 前編



今回は今年のスーパー戦隊海賊戦隊ゴーカイジャー」から、廉価版の食玩として発売されているミニプラシリーズのゴーカイオーを紹介します。
今更私が言うまでもないことですが、このミニプラシリーズは食玩故のギミックの削除を逆手に取ったプロポーションや可動に特化した作りで、DX玩具とはまた別の魅力を持つ人気食玩になっています。今回のゴーカイオーも、「これどう見ても廉価版の体裁借りてマニア向けに作ってるだろ」という出来になっています。
まずは前編ということで、合体前の個別マシンの紹介になります。

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ゴーカイレッドが操縦するガレオン船型マシン、ゴーカイガレオン
単にレッド専用マシンというだけではなく、ゴーカイジャーの移動手段であり他のマシンを格納する基地であり住居であるという、重要な役目を持っています。戦隊の1号ロボに合体するマシンでここまで色んな役割を与えられているものって珍しいのではないでしょうか。
ゴーカイオーの腕以外の上半身と腰から太腿までを構成するだけあって、他のマシンよりも一回り以上大きいです。これで他のマシンと同じ300円とは、お得というか他のものが高すぎというか……(笑)



両舷のゴーカイジャーのマークやガレオンキャノンはシールで再現するようになっています。



マストは劇中よりかなり小さいですが、DX玩具でもそうなので仕方ないですね。むしろ劇中が大きさの概念を捨てすぎています。



船首衝角になっているゴーカイケンも劇中ではぴったりくっ付いて一つの刃になっているのですが、ミニプラでは御覧の通り開いています。




船体下部(ゴーカイオーでいうと腰の後ろ)には3mmジョイントがぴったりはまる穴があり、魂STAGEやfigma付属のスタンド等を無改造で使用することができます。



劇中ではこんな感じで巨大化した敵に突っ込んで吹っ飛ばしたりしていました。なかなかワイルドな船です。


「みんないいか?」
「OK!」
「OK!」
「OK!」
「はい!」
「じゃあ、ド派手にいくぜ!」



とまあ劇中ではガレオンからトレーラーが、トレーラーからマリンが……という風に出撃しているのですが、これは各機が普段は次元圧縮されているという設定であり、勿論玩具で再現できるものはありません(笑)
この状態を安定させて撮るのは大変だろうと予想していたら、簡単に積み上げられて安定性もかなり高いのは驚きでした。




ゴーカイブルーが操縦するジェット機型マシン、ゴーカイジェット
劇中及びDX玩具でのギミックのせいで箱フォルムなので、あまりジェット機には見えません。
黒ランナー1枚の驚きの小ささで、ガレオンと比べると割高感。まあこのシリーズは一つ300円というよりもゴーカイオーが1500円という感じの値段設定なので、仕方ないのかもしれませんが……




ゴーカイイエローが操縦するトレーラートラック型マシン、ゴーカイトレーラー
ガレオンと並んで専用の成型色が割り当てられていて、見栄えはガレオン以外のマシンの中では一番いいです。



接続部で左右にスイングすることもできます。




ゴーカイグリーンが操縦するレーシングカー型マシン、ゴーカイレーサー
体感ですが、一番組み易くてシールを貼るのも簡単だったように思います。




ゴーカイピンクが操縦する潜水艦型マシン、ゴーカイマリン
レーサーとは逆に、シールが一番貼り辛かったです。



前編はここまで、海賊合体は後編にて紹介します。