土曜プレミアム 天使と悪魔

実にいいな、なんだってー!?映画でした。
原作からかなり思い切った改変をしていますが、割り切ってタイムリミットサスペンスに徹したおかげで単純に見ていて面白い映画になったと思います。原作は正直くどくど冗長ですし、元からそんな大したこと言ってるわけじゃないトンデモ小説ですから。ただ最後のカメルレンゴの焼身自殺だけは、自身が忌み嫌っていた科学の粋である人工授精で生まれたことを知って……というのがすっぱりカットされたので、単にサスペンスでよくある追い詰められた犯人の自殺になってしまったのが少し残念でした。