魔法少女まどか★マギカ 第6話「こんなの絶対おかしいよ」

魔法少女になる=死」は過酷な戦いで死ぬなんて生易しいものではなく、「魔法少女になった時点ですでに生物として死んでいる」ということでした。

キュゥべえ
相変わらずまどか契約まどか契約うっさいですこいつ(笑) ただ今回あまりにも悪気なく魔法少女の真実の一端を語ったことで(事前に話さなかったのかいとは思いますが)、よく言われるような悪意のある黒幕的存在ではないと思い始めました。例えば寄生獣のような、価値観や物の見方が人間とは違いすぎるというだけで。
ほむら
二週間後に訪れるワルプルギスの夜……否が応でも、第1話アバンのあれを思い起こさせます。ほむらの大きな目的はまどかを魔法少女にしないこと以外に、これを解決することもあったようです。
ほむらが杏子のことや未来に起きることを知っているのは、やはりループで以前に経験しているからなのでしょうか。今回杏子を引き込んだのも、前回一人で挑んで勝てなかったので一番まどかと関係ない魔法少女を共闘者として選んだとも取れますし……正直ループものってもはや陳腐と化している感があるので、散々パターン破りをやっているこの作品でそんなベタなことをやるのだろうかとも思うのですが。
能力は前回は時間停止に見えましたが、今回の描写を見ると瞬間移動ですね。
ゲーセン杏子
「お前も……食うか?」を思い出した人は多いと思います。
グリーフシード
さやかいつ手に入れたんだ?と思いましたが、前々回のエリーを倒した時に手に入れてたのでしょう。ソウルジェムの汚れを移しすぎると魔女が生まれる、というのはさらっと言いましたがまた不穏な……背中から食って封印するキュウべぇにはもう笑いしか出てきませんでした(笑)
「間違えてみろ」
お母さんいいこと言っててこのシーンすごく好きなのですが、この言葉がまさかあんな事態を引き起こしてしまうとは……
ソウルジェムの真実、魔法少女の真実
確かに「脆弱な肉体で戦い続けるリスクをなくすために、魂をソウルジェムに移して肉体は単なる端末とする」というキュゥべえの考えは合理的です。合理的ではありますが、合理的だからといってなんでも無条件に受け入れられないのも人間です。さっきまで殺る気満々だった杏子までドン引きしていましたし。
しかしこれまどかは知らなかったし元に戻ったとはいえ親友を殺したわけで……次回以降またえらいことになりそうです。