地居を倒したのは誰か?

制作側の思う壺と思いながらもSPECの謎について見返しながら色々と考えていたのですが、地居を倒した人物とラストに登場した「津田助広」は、やはりニノマエこと当麻陽太なのではないかと思うようになりました。

  1. ニノマエ死亡の直前、指を動かし一瞬時間が飛んだような描写があった
  2. ニノマエの死体を見て、何かに気付いた野々村係長が非常に驚いていた
  3. 自ら撃った弾丸に貫かれるという地居の最期
  4. 最後に出てきた「津田助広」が餃子を食べていた
  5. この「津田助広」が一瞬で消えた
  6. EDにて、当麻が持っていたスケッチブックに書かれていた「一十一」の名前が黒と赤どちらにも定まらず、「津田助広」は黒字だった

1はニノマエがあの時SPECを使用して何かをした、ということでしょう。2はニノマエの死体がなかった、あるいは本物ではなかったから。3は言わずもがな、ニノマエが劇中何度も見せた殺し方です。4は当麻とニノマエの食べ物の好みが似ているということは、たこ焼き鍋で描かれています。5もニノマエが劇中何度もやっていたことです。6は他の人物名を見ると生存者が黒字、死亡者が赤字になっているので、「一十一」という存在は消えたが当麻陽太は生きている、そしてニノマエが全滅させて地居が死んでも「津田助広」にまた新しい者がなったと考えられます。
これらの描写から考えると、ニノマエ(陽太)が地居の企みを打ち砕いて姉を守るため、地居を欺いて公安零課(もしくはそのもっと上にいる反SPECホルダー組織)に接触、取引を持ちかけ(脅迫に近いものだったであろうことは想像に難くないですが)、自らの死を偽装して新たな「津田助広」となって地居とその配下のSPECホルダーを始末したのではないでしょうか。
ニノマエの回復が早過ぎるとか、そもそもニノマエと「津田助広」は体格が違うすぎるだろとか色々と穴はあるのですが、ありえないと言い切れなくはない、くらいは言えるのではないかと自画自賛してみたりします(笑)