香港国際警察/NEW POLICE STORY

ジャッキーももう歳ですし新境地に行きたかったのはわかりますが、それと今までのコメディアクションとかどうも合っていなくてちぐはぐになっていた感じがしました。犯人グループのリーダーが父親の目の前で狙撃班に射殺された直後に、「落ちる〜! 苦しい〜!」「頑張れ〜!」といつものジャッキーの落ち芸があったり。
あと犯人グループにいくらああなった事情があるにしても、あそこまで好き放題やった奴らにあんまり同情できるかというと……最後に素手の勝負に応じて、自分を救おうとするジャッキーを背中から撃てたのに撃たなかった奴はまだ救い様がありましたが、リーダーなんか市民や警官はおろか仲間ですら好き放題殺しまくっていますし。
青島みたいなコート着た相棒の正体が、最後の最後に明かされるのはよかったです。最初に言っていた身の上話は本当で、まさにジャッキーが「ヒーロー」だったのですね。