戦国BASARA弐 第二話「失われた右目 斬り裂かれた竜の背中!」

強大な軍を組織し、日本を手中に収めんとする豊臣軍。
その破竹の侵攻に危惧を抱く者、また掲げる理想に追従する者――豊臣秀吉の「覇道」が日ノ本全土を揺るがしていく。
奥州においても、豊臣の潜伏戦略によって周辺国は不穏な動きを見せていた。
まさに奥州の地盤を固めるべき時、片倉小十郎の前に突如、豊臣の軍師・竹中半兵衛があらわれる。
半兵衛は、小十郎に対して、思いもよらぬ提案をするのだったが・・・。

半兵衛の知略
謙信に元就を凌駕するかもとまで評される、半兵衛のやり方が光る話でした(政宗の戦闘力を見誤って退くところはちょっと情けなかったですが)。汚い手を平気で使いまくって小十郎を味方に引き入れようとしたり諸勢力を潰そうとしているのも、死病を患ってもう秀吉のために働ける時間がないということを知っていると、自分が死んだ後の準備をしつつできるだけ早く秀吉の理想を実現させようとしているのがわかって見方が変わります。
筆頭
小十郎を欠いて、精神的にも戦略的にも大きく精彩を欠いています。一期から前回までずっと精神的にも武将としても一人の武人としても幸村を上回っていたのは、小十郎という心から信頼できる右腕がいたからこそだというのがよくわかります。
かぶき者という名の一番まともな者
諸国を回って飯を食いつつ秀吉の危険性を伝える……って一期とやってることまるで変わってないです、慶次(笑) 一応主人公なのにそれでいいのでしょうか……
幸村、駆ける
一度負けた相手だからこそ、今は心配はせずに自分のやることをやるというのはいいですね。幸村といえばお館様べったりで精神的に脆いのがゲーム全作通じての幸村のテーマらしいですが、アニメでは依存から脱却してみせて欲しいものです。