カメンライダードラゴンナイト 第9話「仮面ライダートラスト」

仮面ライダートラスト
今回はベンタラでの戦い尽くしで変身前のブラッド・バレットはまだ出てきませんでした。龍騎でガイに変身した芝浦淳とは、「拾うんだ、フェアな勝負をしよう」とわざわざ弾き飛ばしたデッキを拾わせて正々堂々と戦う紳士的なところが正反対、「やるじゃないか、一回戦からなかなか強敵だ!」「他の選手も頑張っているようだな!」と戦いを競技として見ているあたりがオマージュと面白いキャラになっています。競技感覚で戦っているのはゼイビアックスにそういうものだと騙されていたようなので、芝浦よりは遥かにマシな人間のようですが。
吹き替えは牙狼で山刀翼だったりキバで太牙兄さんだった山本匠馬でした。こちらも吹き替え経験者ですし普通に上手いです。
レン、激闘
アビスラッシャーに散々苦戦させられた後の連戦だからか、ドリューに騙されているキットが気になっているからか終始トラストに押されっ放しでした。考えてみればキット達が一旦家に帰った後また戻ってきてグラントと色々やっている間延々トラストと戦い続けていたわけで、よくベントされずに済みましたね(笑)
マヤもその間中延々車に向かって一喜一憂してて、よく通報されませんでした(笑)
ドリューばれる
やはりマヤからの電話が、キットが疑いを持ち出す大きなきっかけになりました。マヤも大きく話に絡んできましたね。
トルク対キャモ
だからグラントはともかくドリューはそんな血気盛んに戦うなと(笑) なんだかもう小者全開です。格闘家と詐欺師では元の身体能力が違うから仕方がないとはいえ、喧嘩吹っ掛けといてキャモの身軽な動きに完全に遊ばれていますし。
「みんなゼイビアックスに騙されてる!」
マヤの忠告やドリュー、グラントの言動から、ようやくキットが騙されていたことに気付きました。決定的なものを見せられて気付くのではなく、ちゃんと自分で考えて気付いたのが偉いですね。そんなキットの説得で、グラントもどこかおかしいと思ったようで退いたのですが……
「卑怯ってのはこういうことさ」
背中から撃ちやがりましたこいつ。トルクの攻撃を受け、キャモはベントされ二人目の脱落者に……何気に龍騎では時間切れと並んで誰も殺したくない戦いに強引に幕を引くための便利な手段と化していたエンドオブワールドが、初めてライダーを殺しました(ベントですが)。
キャモがバイオグリーザーもデスバニッシュも見せずにあっという間に消えてしまったのは残念ですが、そもそも龍騎での出番が少なすぎて使える素材がなかったようなので仕方ないでしょうね。今まで出てきたライダーで唯一流用シーンが全くありませんでしたし。完全新規映像でクリアーベントの活用と華麗なアクションが見られただけよしと思います。
「あんなことは聞いていないぞ!」
キャモがベントされるところを見たことで、ブラッドもゼイビアックスの言葉がおかしいことに気付きました。根は悪人ではないようですし(「人生を取り戻す」と言っていたのでなにか戦わなければならない事情はあるのでしょうが)、芝浦と違ってこちらとは共闘できそうな感じですが……
「俺の……出番か……!」
既に満身創痍でしょうに、キットを助けるために駆け付けてくれるレンはかっこいいしいい人です。騙されていたとはいえ色々酷いことを言ったキットにもなにも言いませんでしたし。誤解も解けて完全に和解して、これでようやく本当のタッグ誕生ですね。
ところでレンさん、「俺に家はない」とか言っていましたがもしかして今まで路上生活者でしたか。確かに孤立無援でこっちの世界にやってきたベンタラ人がそうそう簡単に住居を確保できるとは思えませんが。
「ウイングナイトに弱点ができた」
単純に仲間ができた以外にも、まだ父親という大きな弱点を背負っているキットがレンの足枷になる危険はありますね。病院に侵入してキットの父親をどうにかするなんて、ゼイビアックスには簡単でしょうし。
ゼイビアックスは正直浮いているとはいえなかなかいいデザインです。しかし誰かに頭を下げる王蛇の違和感はすごいですね、いやこっちではストライクで浅倉でもないですが。
今日のおまけコーナー
久しぶりに杉田全開でした。「誰か止めてくれよ!」とか抜かしていましたが自分で止めろ!(笑)