BB戦士三国伝 機武帝曹操ガンダム

SDガンダム BB戦士 機武帝 曹操ガンダム・徐晃サーペント・曹丕ガンダム (BB戦士三国伝)

SDガンダム BB戦士 機武帝 曹操ガンダム・徐晃サーペント・曹丕ガンダム (BB戦士三国伝)

「紅蓮の焔神」機武帝曹操ガンダム

神話の三侯の一人、「焔神」雀瞬の魂を目覚めさせた曹操の新たな姿。
その雄々しき姿に、人々は真の機駕の王「機武帝」と呼んで称えたという。


続きを読むからどうぞ。


闇に操られた徐晃の鉄火地雷衝から馬超を庇う謎の男!



「あ…あの剣
 星凰剣に威天剣!!
 な…なぜその二刀を!!」



「……フ
 賈詡よ
 余の顔を見忘れたか」

「お…大殿様ァ!!」



「見よ!
 これぞ闇に立ち向かう者の証し!!
 余と徐晃の絆の証しなのだ!」



「共に参るぞ
 徐晃!!」

「御意!!」



「はあああ」
「こ…こんな…
 こんなことが…」



「――見よ
 余は曹操!」



「真の理想を
 掲げる者なり…!」



……と、ケロケロA版での初登場が非常に熱い展開なので無駄に再現してみました。
「機武帝」という称号は、曹操諡号である「武皇帝」からでしょう。
コミックワールドでは皇帝の証の角飾を曹丕から奪い徐晃に預けていた武具を装着しただけでしたが、ケロケロA版では上記のように徐晃との侠の絆によって目覚めさせた雀瞬の魂が具現化した「鳳熾魂」を身に纏うことでパワーアップしています。他の三候である翔烈帝劉備や轟大帝孫権もそうですが、この形態はスーパーモード的扱いで普段は元の姿でいるようです(劉備は武器が翔烈帝時のものに、孫権は鎧が父孫堅のものに変わってはいますが)。





まずはセット付属版の曹操曹丕徐晃と同じくグロスインジェクションでテカテカしています。



徐晃サーペントに付属する鳳熾魂です。徐晃のレビューでは触れなかったので、こちらで紹介します。
一応徐晃の背中に装着できますが、似合わない上にバランスが後ろ寄りになり物凄く倒れやすくなるので外した方がいいと思います。
龍輝宝や虎燐魄と同格の存在なのですが、単体で龍になり分解して五誇将に装着できたり単体で虎になり兜から具足までの全身鎧となるのと比べると地味かもしれません。




両肩鎧と背中に徐晃サーペントの、角飾に曹丕ガンダムの鳳熾魂を装着することで、機武帝曹操が完成します。
胴体部分がそのままなのはやや寂しいですが、鳳凰の顔+クリアパーツで豪華になった兜飾りや鳳凰の爪があしらわれた肩鎧、それに翼に付けることで広がったマントとかっこよさは十分です。
写真は撮り忘れましたが、角飾に更に曹操の角飾の白いパーツを取り付けることもできます。



セット版のみの特典その1、マント裏に貼るホログラムシールです。非常に綺麗で機武帝状態が豪華になる優れものなのですが、粘着力が極めて弱くちょっと放置してるとすぐ剥がれてくるのが玉に瑕。



武器は星凰剣と威天剣が一つになった、龍帝剣と虎錠刀に匹敵する神話の三侯の宝剣最後の一振り、鳳凰七星槍。どうやらこれが星凰剣と威天剣の本当の姿のようです。
必殺技は、鳳凰七星槍に灼熱の炎を纏わせ、鳳凰のように舞い一気に相手めがけて突き刺す七星紅蓮焔舞




セット版のみの特典その2、炎のエフェクトパーツです。PET素材でできており、鳳凰七星槍に付けることで七星紅蓮焔舞を再現できます。



「愚かなり賈詡!」



 七 星 
紅蓮焔舞



鳳熾魂を取られた曹丕には、コミックワールドでの描写通り曹操の角飾を装着できます。コミックワールドでは、これが皇帝ではない曹丕の姿のようです。
ケロケロA版では、曹操が機武帝になる時に曹丕が反応する様子はあったものの次に登場した時も姿は変わっていませんでした。


徐晃曹丕とセット版のものを紹介してきたので、締めは勿論機武帝曹操でした。ケロケロAでの機武帝誕生の話が物凄く燃える内容(その頃主役の馬超を完全に食っちゃったほど)だったので、頑張ってキットで再現してみたりしました。
曹操以外を持っていなくて、「曹操は被るけど機武帝作りたいしセットで買っちゃうかー」と思ってセット版を買ったのですが、グロスインジェクション+ホログラムシール+エフェクトパーツが予想以上によくて買ってよかったと思います。定価も三体買うのと殆ど変わりませんし。これは一体も持っていなくて今から買おうと思っている人には勿論、一体は持ってるけどなーという人にも無条件でお薦めです。