ディケイド最終話に危惧すること

放送直後は予想してたとはいえなんじゃこりゃー!状態でしたが、今振り返ると「平成ライダー10作目にしてこれまでの平成ライダーの総決算」「破壊がキーワード」なディケイドとしては、まさに番組(の評価)自体を破壊したあのね商法もありだとは思います。ありか無しかだとありだと思うだけで、それがベストな選択だったとか言う気は皆目ないですしテレビだけで決着を付けるべきだったとは思いますが。

ただこれがウケてしまったら、東映は毎年このパターンを使ってきかねないのが不安なのです。ディケイドだからこそ特例的にああいったラストにしたのだと思いたいですが、特撮ファンだけに止まらない広い人気を得た電王の続編を、主役が出せなくなると無理矢理主役変更してまで乱発しているのを見ると悪い予感がしてきます。

ただの杞憂であるといいのですが、万が一Wでもこのやり方になったなら、11年続いた平成ライダー視聴の止め時なのかもしれません。そこまで舐められてもついていくほど、よく訓練されたファンではありませんので。