トランスフォーマーリベンジ

遅ればせながらみてきたー! 結論だけ言うと面白かった! 前作以上は伊達じゃなかったです。
以下ネタバレの危険につき隠します。公開して半月でネタバレ気にする必要なんてないとは思いますが。
とりあえずサムとトランスフォーマーとのファーストコンタクトに重点を置いて描写した前作とは違い人類&オートボットディセプティコンがメインとなっているため、序盤からTF対TFが繰り広げられ大迫力でした。CGもパワーアップし、アクションがより派手+自然に。ついでに下ネタもやたら増えててもうどうしたもんかと。
ストーリーも「ディセプティコンの復讐にサムが重要な鍵となり、それを守るためにオートボットとネストが戦う」というこの映画に最低限必要なものは備えてたので文句なし。ていうかこういう映画でそういう批判をするのは空気読めない評論家気取りくらいでしょうが。
あとあれですね、伝達方法をズタボロにされてあり合わせの武器しか使えなかった前作とは違って完全にオートボットと同盟関係を結んで対TF経験も積んでるから、前作以上に米軍が強い。最終決戦、バンブルビーにやられたランページとラヴィッジ、ジェットファイアにやられたミックスマスターオプティマスにやられたザ・フォールンを除けば全部米軍が倒してたような……少なくともディセプティコンプロトフォームは全員戦車砲と爆撃で倒されてました。
オプティマスの遺体がヘリに吊るされて空輸されるとかやたらメガトロンに怒鳴られ虐待される*1セコくて卑屈なスタースクリームとか、オマージュを忘れていないのもナイスでした。ヘリで空輸されるオプティマスは、「コンボイが死んだ!キャンペーン」が日本のみだったので少々穿ち過ぎかもしれませんが。
で、超映画批評の人は相変わらず「見た」だけで内容は理解せずに茶化してますねぇ。ネストが多国籍軍*2で中国政府とヨルダン、エジプト政府に根回しや依頼してるってことは、集中しなくても普通に画面を見て台詞を聞くだけで十分理解できるのに。きっと「マイケル・ベイがそんなこと考えるわきゃねーわ!」とか思っていらっしゃるんでしょうね。

*1:でもキャタピラ足で踏みながらガリガリは流石に酷いと思いますメガ様。

*2:隊員の軍服についてるワッペンや棺に巻かれた国旗を見れば明らかです。しかも両方ちらっとではなく結構長い間画面に映っています。