仮面ライダーOOO 第31話「恩返しとたくらみと紫のメダル」簡易感想

ウヴァのたくらみ
人間の金融会社を掌握(社長も社員も映司達が踏み込んだ際には屑ヤミーに怯えていたので、恐らく何らかの手段で意識を操られていたと思われます)→全員に他のグリードに感知されない屑ヤミーを寄生させて、少数でもいいので地道にセルメダルを増やす→雇った人間にセルメダルを回収させて、自分の元に持ってこさせる(払っていた賃金は恐らく金融会社から巻き上げたものでしょう)
涙ぐましいまでの地道な努力です。やり方自体は虫頭で考えたにしてはよくできていて、カザリとはまた違う形で、人間社会に潜伏してそのシステムを利用しているのが面白いところ。ただその努力が実ったかというと……
セルメダルもそれなりに増やせばコアメダルに匹敵する
しませんでした。
一応亜種形態では相手にならないくらいにはパワーアップしたようですが、前々回カザリが互角に戦っていたタジャドルには全く敵わず、あえなくコアメダルを奪われて……駄目だ、やっぱりウヴァは駄目だ。一応奪われたコアは全てガメルのコアだったので、本当にウヴァに他者のコアを取り込む気がないのであれば損害は0に近くはありますが。
最後に棚ボタでコンドルメダルゲットしてどや顔で去っていったのも、なんというか底知れない小物感を感じさせます。
紫のコアメダル
10枚の安定した状態のまま封印されていたから、グリードもその存在を知らなかったメダルなんですね。ということは、「紫のメダルのグリード」というのは今まで存在しなかったということですか。
5枚が飛んでいったのは、誕生しようとするグリードが肉体になるセルメダルが近くになかったために、同種の力を使っている強い肉体であるオーズに憑依しようとした(刑事さんに憑依したアンクと同じ理屈)ということでしょうか。残り4枚(1枚はカザリが握っていたので)をドクター真木がどうしたのかも気になります。
トリケラカンドロイド
なにこれかわいい。セルメダル射出機能は戦闘で大量にセルメダルを消費するバースにはうってつけですね。いちいちミルク缶まで行って補充しなくてもよくなりますし。