仮面ライダーOOO 第7話「ダメ亭主と罠と大当たり」

クスクシエ
「多国籍料理店」というのは、日替わりで出す料理の国が変わるレストランという意味のようです。店員のコスプレ付きで。実際あったら結構人気出そうですね。
しかし今までのコスプレはまだよかったのですが、今回のニンジャとサムライはちょっとないような……(笑)
驚く比奈
「御座るって」に吹きました。なにノリノリなんですか映司。
このシーンの驚く凧と獅子舞とコケシに代表されるように、今回全体的にギャグ演出がちょっとクドくてこれは石田秀範監督だなと思ったら、諸田敏監督でした。意外……
今回のグリード会合
ウヴァ:ゴルフクラブを振り回して暴れてワインを飲む カザリ:雑誌で情報収集 メズール:シャボン玉遊び
こいつらものすごく暇そうです。
ガメル
メズール曰く、「自分のやりたいことしかしない、最も欲望に忠実なグリード」ということで、人格は最も幼いですが幼い故の容赦なさと残酷さを持っているようです。とりあえず駄菓子の瓶持ってるのに和みました。
ガメルのグリード
セルメダルはガメル自身に投入する、大量のセルメダルを消費することで白ヤミーをすっ飛ばして最初から完成体で生み出される、ガメルの面白いと思ったことをやるために生み出されてそれだけをやる、と他のグリードのヤミーと比べると異例だらけです。欲望を満たすことで生み出されたセルメダルは直接ガメルに還元されるらしいので、ある意味自分だけにとっては効率的ですが。そういう意味でもガメルというキャラを表現していて、なかなか上手いです。
カザリの作戦
何気に穴だらけです。
1.アンクが書き込みを読む
2.書き込みをスルーせず信じて接触する気になる
3.ガメルが上手いこと大騒動を起こす
4.映司がその大騒動に遭遇して対処するのでアンクに付いて行けなくなる
5.映司の護衛がない状態でアンクが単独でやって来る

これだけのかなり偶然に頼る条件をクリアしないといけませんし。アンクとガメルの行動は800年前からの付き合いですしまだ予想できるにしても、映司の行動は流石にたったあれだけの接触で人柄を見越して行動を予測するのは不可能でしょう。
あまりツッコむには無粋なところでもありますが、策士キャラが立てたにしてはえらく偶然に頼るようなものだったのが気になったので……
iPad販促
なんだかこの番組バンダイよりもアップルの販促を熱心にやっている気がします(笑) アンク、そのメダルカウントアプリは自作ですか。
コアメダルの数
完全に消息不明のコアメダルは少なく見積もっても9枚、そのうちトラコアは鴻上ファウンデーションが確保していて今回映司に贈られましたが、全てを鴻上が持っていて状況に応じて小出しにするというのもつまらないですし、それ以外のパターンにも期待したいです。
理想の旅人
変な人とは思っていたようですが、まさか比奈も映司が路上生活者だとは思いもしなかったようです(笑)
住み込みで働いたらという知世子の提案を頑なに断った時の様子からすると、映司の定住しないあちこちをふらふらする生活スタイルは、それが気に入っているとか性に合う以上に人と深く関わることへの恐れがあるようにも見えます。恐らく度々フラッシュバックするあの過去と関係があるのでしょうが……
世界を守るため
鴻上の口で上手く利用されています、後藤隊長。後藤は件のセルメダル譲渡取引の話も聞いていますが、恐らく鴻上が「グリードやヤミーを倒すためにはメダルシステムが必要、その研究のためにはセルメダルが必須」とか丸め込んだのでしょう。
バイソンヤミーの能力
テレ朝公式サイトでは手を地面に叩き付けることで起こす震動とあり、これで物を弾き飛ばしてガメルのやりたい「物を飛ばして人間に当てる遊び」をやったということなのでしょうが、実際の描写では念動力か重力操作にしか見えません。狙ったものだけを飛ばしたり、あまつさえ一旦空中で静止させたりしていますし。
最初は夫婦喧嘩と同じ靴だったのに、鞄やゴミ箱、金盥に一斗缶、ついには人や机と飛ばすものが笑えないレベルにまでエスカレートしていくのが、いかにも限度を知らずどんなことでもしてしまう子供っぽいです。
オーズ対バイソンヤミーその1
「パワー系は他のタイプの敵より一段強い」という平成ライダーの法則はOOOでも健在でした。強烈なパワーと突進にはタトバコンボではほぼ歯が立っていません。階段落ちとか今年も高岩成二は大変ですね……
グリード状態で駄菓子持ちながら無邪気に応援しているガメルには和みます、ほんとに(笑)
「この姿だとお前でもわからないらしいな」
アンクはコアメダルの貯まる音でヤミーを感知することはできても、グリード自体を感知することはできないようです。せめて映司が「変なオールバックの緑革ジャン野郎がグリードに変身した」とでも伝えておけばまだよかったのでしょうが、まだお互いを敵視した上で協力関係にあるので積極的な情報交換は難しいですね。
ウヴァの言う通り、他のグリードを見くびって怪しいとは思ったのにオーズの護衛なしで単身飛び込んだアンクは少々自惚れていましたね。なんとか事態を打開しようと挑発したのも逆効果でしたし。
オーズ対ガメル
バイソンヤミーの突進を上手くいなしたり鼻輪に繋がった紐を掴んで間合い外から蹴りで攻めたりと善戦できるようにはなってきたところに、ガメルの乱入でまた一気に劣勢に引き戻されました。メダジャリバーを片手で受け止めて、ただ無造作に拳を振り下ろすだけでオーズが手も足も出ずボッコボコにされるパワーは重量系グリードの面目躍如ですね。一番の特徴である上半身が不完全なせいでグリードの中でも特に貧相に見えますが、そんな状態でもウヴァやカザリ以上の戦闘力を持っているのが伺えます。
後藤の銃
第1話ではライドベンダー隊の火器はロケットランチャーですらグリードにまるで効いていなかったのに、今回はショットガンで「痛い」と言わせて大きく怯ませています。どうやら鴻上は完全にオーズのサポートに回って任せたわけではなく、自前の戦力も一応強化しているようです。重量系のグリードやヤミーにダメージを与えて怯ませるということは他の系統にはもっと大きな効果が見込めるでしょうし、またライドベンダー隊を組織してオーズを直接支援させればいいのに……というのは禁句ですね。
「もしかしてまたプレゼント?」
オーズの喜ぶ様子がなんというか、すごく映司っぽいです(笑) さすが高岩成二。後藤は否定していますが、視聴者全員「いやアンタ立派に鴻上ファウンデーションの配達屋だよ」と思いましたよねー。
ラトラバ
ライオン!の声聞き取り辛っ! これほぼ「トラ!バッタ!」にしか聞こえませんよ。明らかに音声の編集ミスだと思うんですが……
ライオンヘッドの固有能力は太陽拳ですか。後ろにいた後藤が普通にしていたのを見るに、効果はほぼ真ん前限定のようです。当たらなければどうということはない!というわけで、目潰しで一気に優位に立ちました。これ別にコンボにならなくても、視覚に頼る敵にはほぼ無敵じゃないでしょうか。
メダジャリバースラッシュ!
あれ、いつの間にメダル入れてスキャニングチャージしたの?と思いましたが、よく見てみると飛んできた車を切断しただけで空間は切れていないので、これはオーズバッシュではなくただの斬撃ですね。
「どうしたアンク? 来いよ!」
腕一本のアンクをいたぶって得意になっているウヴァがすごく……小者です……。なんだかまだ8話なのにグリードの中で真っ先に退場するフラグをどんどん立てていますが、大丈夫でしょうか。これで最後の方まで残ったら驚きます。