SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors 第四話「暗殺者」
劉備達と曹操率いる官軍、孫堅率いる長沙軍の共闘で黄巾賊は滅びたが、都では董卓が霊帝を暗殺、玉璽を手にして皇帝の如く振る舞っていた。 董卓の横暴を憂える曹操は、単身雒陽宮殿に乗り込んでの董卓暗殺を企てるが……
- 主人公不在
- 三国志として見ればこの頃の劉備はまだ地方のチンピラの親玉くらいの存在だったので当たり前なのですが、子供向けホビーアニメで主人公が全く登場しない話が序盤にあるというのは思い切ったなーと思いました。その分実質たった10分しかない時間内で描写がブレず、今までで一番面白い話になっていましたが。
- 司馬懿登場
- 取説漫画でもボンボン版でも最初から曹操軍にいましたが、アニメではこう持ってきますか。確かにこの方が司馬懿の胡散臭さと得体の知れなさが出ていいですね。「流浪の自称軍師」ですし(笑) 声の人は全然他のアニメで見たことがない人ですが、適度にいい声で適度に胡散臭い声が司馬懿によく合っていると思います。
七星剣が司馬懿からの献上物だったのは驚きましたが、そういえばケロケロエース版でも曹操に星凰剣を献上していました。宝玉が下三つしか光っていないのが気になるところですが、後々明かされるでしょうか。
- 董卓暗殺
- 演義では有名なエピソードですが三国伝ではどのバージョンでも省かれた、曹操による董卓演出を入れてくるとは憎いですね。演義序盤の曹操の一大見せ場ですし(直後に匿ってくれた一家を下らない誤解で皆殺しにして「俺悪くないもんねー」とか開き直りますが)。