鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第47話「闇の使者」

カナマという集落にて、エド達一行はホーエンハイムと再会する。
エドホーエンハイムより、彼の身体の秘密や、お父様が翌日起こる“日蝕”を利用して、真理の扉を開けようとしている事を聞かされる。
その後、エドホーエンハイムに、ピナコより頼まれていた母トリシャからの遺言を伝える。それを聞いたホーエンハイムの反応は……。
休息後、セントラルへ向かおうとするエド達の前に、突然アルが現れる。再会を喜ぶエドだったが、そのアルに対し、グリードの中にいるリンが異様な気配を感じ取る。

bold;">ホーエンハイムとの再会:とりあえず一発、しかもオートメイルで入れるエドが物騒すぎます(笑) まあこの報いはすぐに受けるわけですが……
同じ話を聞いても、アルはすぐに受け入れたのに動揺してしまうエドはもう背も器の大きさも精神年齢でもアルに負けてる気がします、ホーエンハイムに対しても見事に素直になれないお子様な態度ですし……ここぞという時にはやってくれるのですが(笑) もはや賢者の石で元の身体に戻ることには執着していないとはいえ、「関係ない人の命を自業自得で身体を失った自分達が使っていいわけがない」とはっきり言えるのは立派です。
bold;">トリシャの遺言:長く生きてきて色々見たくもないものも見てきたせいか、感情を表に出すことが少なかったホーエンハイムが初めて涙を流しました。それだけに、彼のトリシャへの想いの深さがよくわかるいい演出だと思います。
ダリウスとハインケル
エドに父親に対して素直になるよう諭したり、ジョルソやザンパノとは違い「この身体もなかなかいいし戻れなくてもいい」と言うなど美味しいおっさん達です。戦闘でも基本的にホムンクルスには及ばないのですが、及ばないなりに出番があるのがいいですね。
bold;">グラマン中将の企み:マスタングやオリヴィエに手を貸していると思いきや、ブラッドレイの死体捜索指揮を口実にクーデターには直接加担せず、二人がしくじった後鎮圧して実権を握ることを画策する辺り真っ黒すぎる爺さんです(笑)
bold;">プライド襲撃:「影と同化して変形させる」という能力が錬金術ってレベルじゃない魔法の領域な気がするのですが、やはりお父様が一番最初に切り捨てた部分というのが影響しているのでしょうか。弱点は、あくまで「影」と同化しているがためにそもそも影が発生しない真っ暗闇では完全に無力になる、といったところでしょうか。
こういうシチュエーションを作ってダリウスとハインケルを活躍させるのが上手いです。ハインケルに死亡フラグが立った気もしますが。
bold;">グラトニーも襲撃:ダリウスにぶん殴られて放り投げられ、リンにボコられ、ランファンに何か行動する隙も与えられずに切り刻まれて、なんだか序盤あんなに強敵感出していたのが無性に懐かしいです。
男は度胸だ!」
ダリウス、グラトニーをぶん殴る!頭突き合う!放り投げる!追撃のラリアットエドに直撃! 直前までシリアスだったのに……(笑)
bold;">「この身体持ち逃げすんなよ!」「ふざけんな、もともと俺の体だ!」:同時には使えないとはいえホムンクルスの力にシン国人の気の流れを読む力、まさに最強タッグですね。
bold;">ランファン参上!:美味しいところで駆け付けてくれました。目にも止まらぬ超高速で、オートメイルに仕込んだ刃でグラトニーに何もさせずに切り刻むのがかっこよすぎます。ほぼ総力と言っていい戦力が集まりましたし、プライドはともかくグラトニーはここで退場でしょうか。