仮面ライダーW 第2話「Wの検索/街を泣かせるもの」簡易感想箇条書き

  • 冒頭に人物相関図は非常にわかりやすいですが、登場人物が増えたらカオスなことになりそうです。案外増えずに初期の面子だけで回していく作風かもしれませんが。
  • 登場早々ティーレックスドーパントに引っ繰り返される不憫な扱いでした、リボルギャリー。リボルバー部分でガリガリ反撃はしていましたが。
  • 半分こ怪人、面白いながらも実に的確な表現だと思います。
  • 風都を愛し、そこに住む人に泣いて欲しくない、泣かせる者は許さないというのが翔太郎の行動スタンスなのですね。「強い愛着を持つ街を守るヒーロー」というとリュウケンドーを思い出します。
  • ウォッチャマンはとりあえず顔見世した程度でしたね。フィリップが使えない時の便利屋係になりそうなので、出番も多そうですが。
  • バットショットとスタッグフォンのライブモードもお目見えしました。ディスクアニマルほど常用しなくても、第1話のようにさり気ない探偵ツールとして使うだけでも印象がグンと深まるのでそこの描写はしっかりして欲しいです。携帯電話な上リボルギャリー発進と制御用でもあるスタッグフォンは黙っていても出番は多そうですが。
  • 霧彦のアタッシェケースの中に並んでいたガイアメモリ、「CRAB」や「BEAN」、「UMBRELLA」「KEY」はまだモチーフになりそうですが「HELL」「MUSIC」「JAZZ」「ZERO」「GRAVITATION」とそれはどんなドーパントになるんだなメモリが山盛りでした。「地球の記憶」だけあって、本当に森羅万象あらゆるものがメモリになっているようです。生物縛りじゃない怪人は平成ライダーでは珍しい(イマジンのごく一部くらい?)ので、変わったモチーフにも期待したいですね。
  • 霧彦がドーパントを「神」と言い、トレイラーでも「神への切符を金で買うことができる」という台詞があったので、ミュージアムにとってはドーパントの力=人が神に近付く力という扱いのようです。第1話冒頭でフィリップがダブルドライバーとガイアメモリを見せて「悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」と言ったのとは対照的ですね。
  • 「お姉様と付き合って生きていられた男性というだけで貴重」って、冴子そんなにヤバイ女だったんですか……そう言われると前回「結婚したい人がいるの」と言うと同時に意味無く変身したのも、ファミリーを威圧して強引に認めさせる気満々だったように見えます。
  • フィリップの検索は、まさにインターネットにおける検索エンジンと同じなのですね。検索対象が「地球の今までに存在したありとあらゆる事象」と桁外れな数なのと、個人でしかも相当な速度で行えるところは違いますが。
  • フィリップは不思議なキャラですね。今回助けに駆けつけたのも和解したり翔太郎の気持ちを理解したからではなく、あくまで「相乗りする相棒」としての翔太郎を助けるためで殴られた件やその理由がわからないこととは別に考えているようでしたし。出会ってから一年共に過ごしているようですが、この二人が真に分かり合うにはまだ暫くかかりそうです。ただ、最後に「彼女は君が助けろ」と言ったのを見ると少しは理解していた感じもします。
  • 亜樹子はヒロインではなく、リアクション芸キャラ枠だと今回で確信致しました。髪の毛ボーボーに逆立ったり「ぎやぁぁぁぁぁぁ!?」とものすごい悲鳴を上げたり「うん!ってできるかー!?」とノリツッコミするあたり典型ですね。
  • やっぱりティーレックスドーパント
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  | \/      _人.|  
  |       ___ノ
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   (__)_)

こいつに見えて仕方ありません。

  • ヒートジョーカーはわかりやすい炎付加格闘タイプでした。エフェクトがかっこよくてヒートメタルより好きかもしれません。ヒートメタルは空中戦がメインでほぼとどめだけだったので、棒術アクションは今後に期待ですね。
  • リボルギャリー換装で「インストレーションシステムコール! イェーガー!」を思い出した人はきっと多いはず……多いですよね? 飛行バイクとかは面白いアイディアですが、今後どの程度話の中で生かせるかですね。
  • ヒートブランディングは炎を纏ったメタルシャフトの一撃でした。正直ジョーカーエクストリームの印象が良くも悪くも強すぎて、普通の技だったなぁ……と。
  • あれだけ酷い目に遭って、大阪に帰るのではなく二人を引っ張っていこうとする亜樹子はやはりヒロイン離れしたタフさを持っていると思いました。
  • 霧彦が裸なのは薗崎ファミリー入りのイニシエーション的な意味であって、深い意味は無い……と、思います、多分。適合できなければ死ぬかもしれないほど強力なナスカメモリを渡されても「自慢の婿です」と返す辺り、自信家のようですね。
  • 出席していたドーパントはテラー(琉兵衛)、タブー(冴子)、クレイドール(若葉)……ときて、残りのスミロドーンドーパントはやはりミックでしょう。どうやってガイアベルト巻いてガイアメモリ挿入して変身するのでしょうか。クレイドールドーパントは一見ガイアベルトが無いように見えますが、背中側にバックルというかメモリの挿入口があるのですね。
  • 翔太郎はタイプライターでハードボイルドに決めたいのでしょうけど、典型的な雨垂れ打ち+文面がローマ字でハーフボイルド以下なのがおかしいです。