プレイヒーローVS ウルトラマン対決セット 燃える勇者VS豪将編

毎回メジャー所は堅実に押さえながらも、最低でも一つは妙にマニアックなものが選ばれることに定評があり子供だけじゃなく大人のファンにも注目されている対決セットです。今回もメインはウルトラマンメビウスバーニングブレイブVSグローザムというストレートなものですが、サイドはなかなか冒険しています。
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その中でも、今回特に注目していたのはウルトラマンダイナVS灼熱合成獣グライキスのセット。平成三部作の中ではダイナが一番好きな私にとって、このセットだけは外せません。ウルトラ超銀河伝説での本当の復活(超ウルトラ8兄弟はパラレルだったので)の前祝いとして摘んできました。


しかもダイナはミラクルタイプ。ダイナの中ではミラクルタイプが一番好きな私には非常に嬉しいです。
「超能力戦士」というありそうでなかった設定と演出が印象に残っているのですよ。必殺技が「ブラックホールに送り込む」というのも斬新でかっこよかったですし。




個人的にダイナの顔はウルトラマンの中でもかなり立体化が難しい部類に入ると思っているのですが、これは小さいながらもよく出来ているのではでしょうか。


後ろが貧乏っちゃま状態なのは、コストの問題もありますし仕方ないですね。


続いて、金星のガメラこと灼熱合成獣グライキス。まさかこんなマイナー怪獣が今子供向け商品で立体化されるなんて、夢にも思っていませんでした。


頭部に融合しているスフィアは塗装だけでなくモールドでも再現されています。細かい。
顔も見事な亀顔ですが、ガメラと違ってマタマタガメあたりをベースにしているようです。


後ろから。甲羅もそれっぽいですね。


登場した「金星の雪」は大気改造用のバクテリアがスフィア合成獣化すると何故かガメラになるとか、金星の大気でビームが曲がるのはいいのですが突然カクッと急角度で曲がるなど変なところが多い話でしたが、ダイナらしい熱いストーリーは好きだったりします。ゲストで出てたマイケル富岡が妙に印象的でした。

オダランビアやレイキュバスといったダイナ怪獣の中のメジャーどころは既にこのシリーズで立体化されていたとはいえ、まさかグライキスに白羽の矢が立つとは本当に驚きました。あまりマニアックさが過ぎると売り上げ減少によるシリーズ打ち切りが心配になりますが、現状の匙加減なら大丈夫だと思うのでこれからもキャンディトイ事業部には頑張ってもらいたいところです。